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小学校向け教材 導入事例

教材を導入された先生方の声を紹介しています。
各事例の詳細は「この事例を見る」をクリックしてご覧ください。
2017
子どもたちの新たな可能性を引き出す
東京工業大学 名誉教授 西原明法先生
        准教授 森 秀樹先生
         助教 栗山直子先生
大阪大学 教授 齊藤貴浩先生

授業での使用方法

アーテックロボで人間の足に見立てたものを作成し、「かっこいいキック」を考え再現するという課題を設定。3人 1組のグループで試行錯誤をしながら課題解決型の授業を行いました。参加したのは、大田区立小学校の 4年生4クラスで、2クラスずつ、東京工業大学百年記念館:ラーニング&インフォメーション・コモンズ「T-POT」にて実施しました。

1回の授業は4年生2クラスを3人1組のグループにわけて実施した。

導入のきっかけ

アーテックロボはしっかりした作りになっていること、他のブロックと比較して安価なことです。さらに、スクラッチベースのビジュアルプログラミング環境なので、スクラッチを学習した子どもたちには馴染みやすいと考えています。

人間の足に見立てたロボットで「かっこいいキック」を再現。

学習に効果的だった点

子どもたちは正解のない課題に対してお互いの意見を出しあい、「プログラムをする→試す→修正する」を繰り返し、試行錯誤を行いながら課題解決を行っていました。目の前にあるブロックロボットを実際にさわることで自分たちで作ったプログラミングと動きがリンクし、知的好奇心がわき、熱中して取り組んでいました。何度も飽きることなく、よりよいものを作ろうとする体験が、他の学習にもつながることを期待しています。

授業で学んだことを、すぐ目の前にあるブロックロボットで実際に体験学習できる。

全国の先生方におすすめするポイント

今回は「理科4年 関節のはたらき」の単元の発展学習として、開発したプログラミング学習を行いました。子供たちがロボットで関節の動きを再現する(かっこいいキックを作る)ことによって、人間の関節の動きを、自発的に詳しく観察することを促しています。さらに、詳細に観察をすることによって、人間とロボットの関節のメカニズムの違いへの気づきも出てくることから、理科の関節の単元内容のみにとどまらず、生物模倣(生物の真似をした技術開発)等への発展学習にもつながると考えています。

生徒たちの反応

小学校の先生方からは、子供たちがプログラミング学習をする様子をみて「皆、熱心に取り組み、物おじすることなくチャレンジ、思考錯誤する姿が印象的でした。」「柔軟な対応力におどろきました。」「生き生きとした表情をしていました。」などの感想をいただきました。

自発的に何度も試し、時には失敗から学習していくことから、子ども達はいつもと違う学習への向き合い方を発見し、普段の学習でも伸ばしていくきっかけになると確信しています。

プログラミング的思考力だけでなく
コミュニケーション力を育む
小金井市立前原小学校 校長 松田 孝先生
           5年1組担任 板場真理子先生

授業での使用方法

総合的な学習の時間(計8時間)を活用し、プログラミング学習の一環として授業を行いました。3~ 4人のグループで 1つのロボットを使用しました。

まず、ロボットを組み立てるところからスタートし、ロボットが安定感をもって立ったりポーズを決めたりできることから、ロボットへの愛着をもたせました。また、そのロボットに名前を付け、ロボットが歩行するためのモーターがどのように動くのか興味をもたせました。

次に、「ロボットを歩かせよう」という課題を設定し、4つのモーターをどのように動かしたらよいか、自由にプログラミングを行い試行錯誤しながら考えさせました。最後に、自分たちがプログラミングしたロボットの歩行を、グループ同士見せあいながら、学習の成果をまとめました。

授業では3~4人で1つのロボットを使用。グループごとに課題に取り組んだ。

アーテックロボを使用した感想

「ブロックを組み立ててロボットを作り動かす」という、児童に身近な遊びや素材を使用したプログラミングは、子どもの興味関心も高く、とても楽しい授業となりました。

4カ所のモーターを動かすというのは、シンプルな仕組みでありながら、実際に歩行させるには、あらゆる角度からロボットの動きを計算しなければならず、プログラミング的思考力が必要です。アーテックロボには、子どものモチベーションを保ちながら、知的好奇心を高めるよさがあります。

ひとりでは解決できないことでも、友達と知恵を出し合って考えることで答えが見えてくる。

学習に効果的だった点

まず第一に、「ロボットを歩行させる」という1つの課題に向かって、友達同士アイデアを出しあいながら取り組ませたことで、友達同士の関わり合いが深まりました。難しい課題なので、一人では力が及ばず、友達と相談したり、アイデアを出しあったりしなければ解決できないというところが、コミュニケーション能力の向上につながったと思います。また、直接話し合うだけでなく、情報共有ツール「Schoo lTakt」(スクールタクト)を活用することにより、班で得た情報をリアルタイムでクラス全体と共有することができました。

第二に論理的思考力の向上が見られました。子どもたちは、やみくもにプログラムするだけではロボットの歩行が安定せず思った通りに動かない、という失敗を多く経験していました。その問題発見を通して、問題の原因を探ることにより、自分のプログラミング(命令)とロボットの動きの連動について深い思考を巡らせることができました。

情報共有ツール「School Takt」(スクールタクト)を活用してクラス全体で情報共有した。

全国の先生方におすすめするポイント

アーテックロボは子ども同士の関わり、コミュニケーション能力を育む1つのツールとして、子どもが高い興味関心をもって取り組める教材であると考えています。今回は、一人1つのロボットを使用するのではなく、グループで 1つの課題に取り組んだことによって、友達と知恵を出し合いながら考える経験を積むことができました。また、難しい課題にも投げ出すことなく取り組むことができました。

プログラミング的思考力とともに、友達同士の関わり合いを深めるという点でもおすすめできる教材です。

子どもたちの反応

パソコン上の架空の物体を動かすプログラミングと違い、実際のロボットを動かすという目に見えてわかりやすく実践的な対象物があることで、子どもにとっても高いモチベーションを保てる楽しい学習になりました。

実際は、動きや角度を考えてプログラムしても思うようにいかず、苦戦する児童の姿も多く見られましたが、友達同士助け合いながら試行錯誤して徐々に課題達成に近づいていく過程が学び深いものとなっています。微調整を繰り返しながら、「ロボットを歩かせる」ためにどのようにプログラムしたらよいか考えることで、児童の自主的な発想が見られ、有意義な学習でした。

2015
産学連携による実践型人材育成事業
夢考房ジュニアのワークショップに使用
金沢工業大学 夢考房 教授 出村公成先生

導入のきっかけ

ロボットとプログラミングを同時に学ぶことができる教材を探していたところ、このアーテックロボは Arduino互換でScratchベースのプログラミング環境なので理想的でした。

アーテックロボを使用した感想

夢考房ジュニアの活動で子どもたちが楽しんでロボットとプログラミングを学ぶことができました。センサーやサーボモーターもあり、リーズナブルな価格なので教材にも向いています。