でんぐりシートの使い方

1.開く向きを確認する

でんぐりシートは開く向きによって印象が変わります。使う前に確認をして、作品に取り入れましょう。

でんぐりシートには線があります。この線に対して、開く向きを決めます。

線に対して平行に開いたときの様子

線に対して垂直に開いたときの様子
※幅が長いと、でんぐりシートはうまく開きません。あらかじめ短めに切っておきましょう。

2.形を考えて切る

でんぐりシートを開いたときに見せたい形を考え、その形の断面を型紙として用意します。この型紙には折り紙またはカラー方眼紙を使いましょう。

例えばリンゴの形に見せたいときは、リンゴを正面から見て半分にしたときの形を型紙として用意します。

でんぐりシートと型紙を合わせて周りをはさみで切ります。切ったあとは、開いて形を確認しましょう。

でんぐりシートは数十枚の紙を重ねて作られています。切るときは、はさみの刃の奥を使いましょう。

開くと立体的な形になります。

3.色を着ける

・色を着ける前に確認する注意点

色を着けた直後に、でんぐりシートを開くと破れることがあります。十分に乾燥させてから開くようにしましょう。

色を着けた直後は、でんぐりシートが破れやすくなっています。

十分に乾燥させたあとは、色を着ける前と同じように、きれいに開くことができます。

また、着色したでんぐりシートは乾燥させると色が薄くなります。あらかじめ、濃い目に色を着けておきましょう。

乾燥させると色は薄くなります。

・筆を使う

筆を使うと、でんぐりシートの外側にだけ色を着けることができます。

作業中はでんぐりシートを破らないように注意しましょう。また、でんぐりシートは水をよく吸うため、色水は多めに用意しましょう。

乾燥後、でんぐりシートを開くと内側には色が着いていないことが確認できます。

・色水につける

色水につけると、でんぐりシート全体にまんべんなく色が着きます。

筆洗いの容器などを使って色水を作り、でんぐりシートをつけます。

乾燥後、でんぐりシートを開くとまんべんなく色が着いていることが確認できます。

4.台紙に貼る

片面に接着剤を塗り、開いた台紙に貼ります。

でんぐりシートは厚みがあるため、台紙の折り目から少し離して貼ります。

もう一方の面に接着剤を塗り、台紙を閉じてしっかりと貼り付けます。

開いてしっかりと接着できていることを確認しましょう。

また、でんぐりシートは同じ形でも、台紙に貼る位置を変えると、開いたときの印象が変わります。

5.使用例

でんぐりシートの特長を活かして作品をつくりましょう。

桃の果実をでんぐりシートを使い表現しています。

複数の色を着けたでんぐりシートを使い、くじゃくの羽を表現しています。

内側を切り取ったでんぐりシートを使い、中に空間を作っています。