接着剤

1.接着剤について

・種類

接着剤には大きく分けて、のり・木工用接着剤・化学接着剤の3種類があります。また、のりと化学接着剤はさらに細かく分類することができます。

のり
 主に紙の貼りつけに適した接着剤。
木工用接着剤
 主に木材の貼りつけに適した接着剤。
化学接着剤
 いろいろな種類があり、種類によって貼りつけられる材料が違う。


表.のりの種類

種類

特徴

でんぷんのり

○でんぷん質を成分としているため、安全
○液だれしない
△接着に時間がかかる
△粘性が高いため、乾くと紙に凹凸ができやすい

液体のり

○接着力が強い
△接着に時間がかかる
△乾くと、紙が縮んで反る
△液だれしやすい

固形のり

○紙が縮まない
○液だれしない
△接着力が弱い

スプレーのり

○一度に広い面を接着できる
○紙が縮まない
△接着力が弱い

テープのり

○接着に時間がかからない
○液だれしない
△広い範囲の接着に不向き


表.化学接着剤の種類

種類

特徴

シアノアクリレート系
(瞬間接着剤)

空気中の水分に反応して固まる
○接着に時間がかからない
△弾力性があるため、硬い材料の接着に不向き

合成ゴム系

接着剤の中に含まれる溶剤が蒸発して、固まる
○接着に時間がかからない
△弾力性があるため、硬い材料の接着に不向き

エポキシ樹脂系

主剤と硬化剤を混合させ、化学反応をさせることで固まる
○接着力が強い
○水に強い
△接着に時間がかかる

塩化ビニル樹脂系

材料の表面を溶かして固まる
○接着に時間がかからない
○水に強い
△衝撃に弱い

グルーガン

熱を与えることにより液状になり、冷えると再び固まる
○いろいろな材料を接着できる
△衝撃に弱い

2.接着剤を使う前に

・使用上の注意

接着剤を使うときの注意点を確認しましょう。

木工用接着剤や化学接着剤をのばすときは、必ずヘラなどを使用します。容器の先でのばすと先が固まって中身が出なくなることがあるので、気をつけましょう。

木工用接着剤や化学接着剤はかぶれる可能性があるので、手で直接さわってはいけません。

接着剤が服や机についたときは、ぬれた布ですぐに拭き取ります。

3.接着剤の使い方

・紙を貼るとき

のりを使った紙の貼り方を確認しましょう。

・木材を貼るとき

木材に適した接着剤を使った木材の貼り方を確認しましょう。

・小さいものを貼るとき

小さいものを貼るときは、つけるものとつけるところの両方に、材料に適した接着剤をつけます。

4.接着剤を使ったあとは

使い終わったら、片付けまでしっかり行いましょう。

せっけんで手をきれいに洗います。

容器からはみ出た接着剤は、乾く前にぬれた布で拭き取ります。

接着剤が乾かないようにふたをしっかり閉めて保管します。

5.接着剤適合表

貼り合わせる材料の組み合わせによって、使用に適した接着剤は違います。貼り合わせる材料を下の接着剤適合表のAとBの列からそれぞれ選び、その交差欄にある接着剤を使いましょう。